贅沢フレンチ

チーズワゴン

大型連休祝い?と称して「贅沢しましょう企画」で選んだお店がこちら(http://www.koji-shimomura.jp/index.html)。素敵なお店は何故、六本木とか麻布とかに集中するのでしょうか・・・ここも六本木一丁目駅に直結しているティーキューブビルにあります。食べたいものが色々あったので、思い切って、Menu Structure(下村シェフにお任せするコース)にして、メインの種類を多め(一品ずつは少量)でリクエストしました。オマール海老も少しなら用意できるとのことで、それも勿論、組み合わせていただいて♪写真は全部載せるのは大変なので、一部のみです。食べログを見たら、大勢の方が上手な写真を掲載しているので、具体的にはこちらをご覧ください(エディション・コウジ シモムラ (EdiTion Koji Shimomura) - 六本木一丁目/フレンチ [食べログ])。
まず、かりかりパルメザンチーズと生ハム&バジルのミニバーガーが登場しました。そして、続いて生ウニに岩のり&とびっこをあしらった前菜...って聞くと和食のようですが、生ウニの下にはマスカルポーネが敷いてあって、これがとても味の相性がよくてびっくり。続いてフォアグラと鴨、ホタルイカのソテー。そして、カダイフという細い麺を衣のようにした的鯛のフリットブロッコリーのソースに加えて中央にレモンのコンフィチュールが敷いてあって、とても爽やかな一品。ブロッコリーが逆さに置いてあるのが可愛かったです。
続いては、オマール海老とホタテ、ホワイトアスパラのソテー。Suzumeは下戸にも関わらず、シャンパンをしっかり1杯(いつもは2口ぐらいで友人にあげてしまう)飲んでしまい、この段階ですでに食事が入らなくなりつつある危険な状態(う…もったいない)肉のメイン料理は、鴨のグリエです。皮がパリパリ、でも鴨肉はレアに近い食感。フレンチでは鴨や羊などジビエっぽいものを選ぶSuzumeだけど、何故か今夜は肉のあまりの柔らかさに御池で泳ぐ合鴨ちゃん達をリアルに連想してしまい、心の中で「ごめんね〜」。え…と、野菜の名前は忘れてしまいました。酔ってたんだもの。キノコが「チイタケ」と言っていたのは覚えています、ジョークかと思ったので。冗談ではなく本当の名称でした。
食事が終盤になるとシャンパンの酔いも覚めてきて、俄然、食べる気が満ち満ちてくるSuzume。遅いって。大好きな鴨肉を半分、友人にあげちゃったよ〜(泣)驚きの充実チーズワゴンから、チビチビと珍しそうなチーズを選び(友人達は赤ワインを飲んでいたけど、私はジンジャーエールにチーズ…)、デザートは2種類。そしてSuzumeはハーブティーでクールダウン。チーズも、色々いただいたのですが、それを説明するだけで日記が一杯になってしまうので省略。デザートは、友達はカカオムースにカカオのシャーベット(粉末状態になっているのです)+カカオウォーター、Suzumeは「再構築された苺のタルト」。このタルトも素晴らしいです、発想が。
下村シェフが席まで挨拶にいらしてくださり、私達が食器のことを色々と話していたのが聞こえていたみたいで、いくつかのカトラリーや小物について説明してくださいました。1つ1つがシェフの選んだもので構成されていて、こだわりと愛着が感じられました。最後におまけ(?)で炭酸苺までいただきました。お値段もそれなりですが(でも周囲を見る限り、接待利用は1グループかな?と思われました)、こういう贅沢も時にはリフレッシュメントとして必要かな。これで家が近所だったら、もう何も言うことはないのだけれど。