あんきも

suzume-smile2007-03-29

送別会をかねて、銀座のはずれにある某小料理屋へ。
夜は4000円と5000円のコースのみ(単品オーダーは原則なし)。これが素晴らしいコストパフォーマンスなのです。
お造りの鮪は中トロ、雲丹もこんな感じに盛ってくれます。
もっと素晴らしいのはアンキモ。高いから、ちょっとした日本料理でも一切しか出てこないのに、写真のようにたっぷり三切れも出てきました。
これじゃぁ、いくら下戸でも日本酒が欲しくなるよね…と、ついつい飲んでしまいました。
20代の頃、「意識混濁と急激な血圧低下で倒れる」という典型的な急性アルコール中毒を何度か経験しましたが、いずれも日本酒と他の酒類をちゃんぽんにした時だったので、日本酒を飲む場合は最初から日本酒だけにしています。いわゆる「酩酊状態」というのは無い(そのような過程を経るほど飲めない)のですが、皆と楽しく飲んでいる時に突然、サァーッと血の気が引くとともに目の前が真っ暗になって、周囲の声が遠くで小さく聞こえるのに自分は反応しようと思っても身体も口も動かない…。あれはかなり苦しいし、自分はどうなっちゃうんだろう、と怖くなります。幸いなことに、どれも20〜30分ほど横たわっているだけで回復したから良かったのですが。そんな感じで、アルコールが壊滅的なまでに体質に合わないのに、日本酒の芳香が好きなんですよねぇ(^^;
空豆から始まり、最後に焼きおにぎりとシジミの味噌汁で〆る8〜9品、前述のクォリティで4000円はお得だと思います。ぜひ近いうちにプライベートで再訪したいお店ですね。