初雪の日

やっぱり…

今にして思えば、昨晩から深々と冷え込んでいた。
朝、身支度をしながら天気予報を見る。
3時間毎の予報で、昼頃に「雨または雪」のマークがついていた。
何の根拠も無く「雪と言ってもみぞれ程度だろう」と思ってしまった。
…始業時間が過ぎて間もなく、誰かが「あ、雪が降ってる」というのが聞こえたけれど、なぜか「ちょっとだろう」と思って、脇目もふらずに仕事をしていた。
10:30頃、席を立とうとして体の向きを変えた途端、私の目に飛び込んできたのは、真っ白な窓。比較的高層階で仕事をしているからか、雪がビル風に激しく舞っていて視界は真っ白になっていた。地表ではそれほどの雪ではなかったのかも知れない。でも席から見えたのは、「えーっ!!今日、ブーツじゃないのに。どうしよう、大失敗だよ〜」という気持ちになるような光景だった。
結果として夕方には雨に変わって、それも徐々に止んだから良かったけれど。
私が働くビルは最寄り駅から結構歩かなければならない。
雪の日や台風の日は大変なのだ。だから、大仰なくらいに反応してしまう。

クラス会

夜、クラス会に顔を出す。4年ぶり。
ここ数年は、年末に都内某所で開催されていて、これが定番化した様相。
毎年、同じ人達が忙しい合間をぬってアレンジをしてくれている。
その労に感謝しつつも、3年間、出席をためらってきた。
今年も多分出ないだろう、と思っていたけれど、そんなときに、幹事の1人から電話がかかってきた。
ためらっていたのには、ちゃんとした理由がある。
でも今日、その気持ちを胸の奥にしまい込んで顔を出した。
出迎えてくれた人達は、とても温かくて、胸にしまい込んだ感情が煽られることもなく、楽しく時間は流れた。よかった…。