踊る大捜査線(再)

おせち料理の準備

昨日で仕事が終わり、2004年はあと1日しかない、という今日。
よりによって、また雪だ。
大掃除をしたかったのに、これでは空気の入れ替えもできないし布団も干せない。
かろうじて、洗濯だけはすべて済ませて、風呂場を乾燥室にして乾かす。
その合間に、おせち料理を何品か作る。
東京でおせち料理を作る家庭は、今、どのくらいあるのだろう。
11月になるとデパートではクリスマスケーキの予約とほぼ同時に「おせち料理のご予約承ります」のカタログが配られる。12月になって、ようやく気分が乗ってくる頃には、そのカタログの多くのページに「売り切れ」の判が押印されているのだ。しかも、そういうおせち料理って、何万円もするのだから、すごい。誰が買っているのだろうか、美味しいのだろうか、と不思議でならない。
我が家では、買う品と作る品が決まっている。
蒲鉾や鰊、佃煮等は明らかに買う方が簡単だし美味しい。
一方、豆や栗きんとんなどは作る方が甘すぎず、美味しいので専ら手作りだ。
お煮しめも手作りじゃないものは食べたくない。
そして最大の難関、年賀状。結局、今日まで持ち越してしまった。
ようやくの思いで夕方に書き上げ、作った品々とシャンパンを持って、家を出る。
そう、大晦日に実家に帰るのだ。
雪は止んでいたが、歩道はぐちゃぐちゃ。
実家の最寄の駅からタクシーを利用しようにも、なかなかタクシーが来ない。
後で運転手に聞いたら「一般ドライバーがチェーンもせずに運転して、道路のあちこちで立ち往生しているせいで、大渋滞になっている」とのこと。やれやれ。

踊る大捜査線

料理をしながら、テレビをなんとなくつけていた。
画面に映っていたのは「踊る大捜査線」。
2年に1度くらいの頻度で、テレビで見ているような気がするのは記憶違いか。
それでもやはり、ついつい見てしまう。
プロの方々の評価は知らないけれど、このドラマは「つい見てしまう」ような何かがある。別に見逃して損をするわけではないのだけれど。
かくして、私の年末は過ぎていく。