サプライズで始まる霜月

朝から何だか雲行き怪しく

昨日は体調が悪くて出社がいつもより遅めになってしまったSuzume、今日は早起きして颯爽とオフィスへ。席について情報端末をONにしたら…あら、東証でシステムトラブルって…?
最初は軽く考えて、隣席の課長に「朝すぐスタートしないかも知れませんねー」ぐらいの話をしていたのだけれど。まさか前場は全滅、後場も最初からではなく13:30からようやくスタートとは。
Suzumeの会社は中間決算発表が少し遅い。いや「早くない」だけで、平均的なのかも知れないけれど。この頃は情報開示の透明性や公平性だけでなくスピードに対する市場からのプレッシャーも大きく、決算発表を早期化する企業が増えている。証券会社や家電メーカーなどは中間決算を10月のうちに公表している(三洋電機は1ヶ月延期したけど)。9月末で上半期を締めているのだから、それから1ヶ月経たないうちに子会社の状況も含めたグループ決算をまとめてしまった、ということだ。早いっ!

さて、なんでこんなことを書いているのか…。決算を発表した企業は、当然のことながらマーケットの反応(=評価)が気になる。そして、その反応を知る一番の手がかりは株価なのだ。証券会社のアナリストが書くレポートもインパクトはあるだろうけれど、やっぱり翌日の株価が一番ストレートに反応する。市場が予想していたよりも業績が良かった/悪かった場合の程度や内容、あるいは年間業績予想が下方/上方修正されているか。そんなことから様々な憶測が生まれ、市場の買い気配売り気配になる。
それなのに、肝心の東証が6時間のうち4時間もダウンしていたんじゃぁ…。再開後の相場には業績以外のノイズが多く入りすぎてしまうし、そもそも取引時間も短すぎる。これでは、市場の評価が分析できなくなってしまう。
そんな憂き目にあった(=10/31に決算を発表した)東証上場企業は69社。ご愁傷様でした…。