本日も蕎麦なり

大学院の友人が再就職をしたので、そのお祝いを数名で。場所は、四谷三丁目のお蕎麦屋さん「http://www.tepore.com/gourmet/20040616/detail/01.htm」。
結構な老舗らしいけれど、店そのものは最近改築したばかりなのか、内装も含めてモダンな感じ。階段の片隅や2階の隅にも生花が生けてあったり、と気が利いている。
今日は大雨だったからなのか、客の入りも少なく、こちらとしては気兼ねなく寛げて幸い。
鴨が好きなSuzumeは治部煮を見つけて、さっそくオーダー。他にだし巻きとかそばがき、といった定番ものをしっかりチェック。
最後の締め括りは、鴨せいろ。
そばは良い。けど、鴨がちょっと煮すぎの感あり。肉が硬くなっちゃってたなー。
だしが濃厚で、これを単品で食するにはいいけれど、散々飲み食いした後に食べるにはちょっとtoo richな感じがした。
酒は、皆はビール→焼酎→ワイン。Suzumeは恐ろしくキャパが小さいので、「とりあえずビール」っていうのは無しで、日本酒「十四代」をいただく。この芳醇旨口、フルーティな味わいが大好き。もう8年も前に、山形に転勤したことのある知人から「美味しいよ」と店で勧められて試して以来、これの芳香や味が好きなのだけれど、どうやら最近では「幻の酒」と言われているらしい。
再就職する友人は、今までSuzumeの実家近くに住んでいたのだけれど、これを機に恵比寿に引っ越す。そういう洗練されたイメージの街に住んじゃうんだ…なんかイメージじゃないけどなぁ。でも「立場が人を作る」というのは、住む場所にも通じる話だから、数年経ったらとってもあか抜けて洒落た人間になっちゃうのかも知れないね。