プチ有閑ランチ

suzume-smile2006-11-03

新宿御苑にて優雅な昼下がり。かねてから噂の中華料理「礼華(http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13004304/)」へ、ここを勧めてくれた友人も含めて数名のグループで繰り出す。料理がお目当てなのはもちろんなのだけれど、笹の緑で軽く路面から遮ったテラス席にて長閑で優雅なランチタイムを過ごすことにこだわったSuzume達は、どうしても寒くなる前の休日に行く必要があった。予約はだいぶ前に入れたのだけれど、後はお天道様のご機嫌次第ということでドキドキしながら当日を迎えて…バンザ〜イ!!当日は晴れて風もほとんどない、素晴らしいテラスランチ日和になったのでした。
もう、これだけでも料理や雰囲気の総合評価にプラス10点って感じ♪
食事は、ランチコースの最上級7500円をオーダー。同じものを食すなら、ディナーよりランチの方がCPが良い、というのはほぼ常識。だったら、ランチで高いものを選びたい。Suzumeは下戸で「酒があれば何でも」というタイプではないので、どうしても美味しいものに執着しちゃう。
コースの美味しさに夢中で、写真は2品しか撮らなかった(^^; フカヒレ姿煮は他の方のサイトでも検索すれば写真が登場するので、こちらのイカの炒め物をご紹介。魚介は火の通し具合がとても大事だと思うのだけれど、これは素材も良いしイカのふっくら具合も抜群。野菜は定番に加え、季節に合わせて栗も入っていて、色合いも美しくまとまっている。フカヒレ姿煮は、まだグツグツと煮立っている状態の土鍋が運ばれてきた。コースの最後にカニ炒飯がなかったら、ここで白いご飯をもらってスープと一緒に食べたいほどのボリューム(これにはちょっと未練が…)。最後のデザートは、女性が好みそうな3品盛り合わせ(タピオカ、杏仁豆腐、黒ゴマのアイス)で、これも可愛らしくまとまっていた。昼に備えて朝食をジュースのみにしたこともあるけれど、全部が美味しくてペロリと完食。
上海とも四川ともつかないラインナップだが、ほとんどの料理はオーソドクスな中華。ピリピリ辛いものは無く、家庭料理のような優しさがある。それを色合いや盛り付けで、とても華やいだモダンな感じに仕上げて出してくるセンスに脱帽。それに接客の姿勢も丁寧だけれど過剰さもなく、客との距離の保ち方が良い。
今秋にリニューアルオープンしたばかりで以前より少し広くなったらしいのだけれど、それでもとても小さいから、夜の予約は必須な感じ。桜の季節など皆に共通するイベント時期は外して、ちょっと気の利いた企画で利用するのが良さそう。
3連休初日から、心身とも豊かな気分で長閑な昼下がりを過ごす好調なスタート。