今年も街が色づく

suzume-smile2006-11-14

11月になってもなかなか朝晩と昼間の気温差が大きくならないまま、気がつけばもう中旬。東京の銀杏はひょっとして、葉が綺麗な黄金色になる前に茶色に変色して落ちてしまうのではないか、と心配している。Suzumeは子供の頃から、銀杏が落葉している場所を歩くのが大好きだったらしい。幼い頃の写真を収めたアルバムをめくると、銀杏の葉を一生懸命に拾っていたり、手に握り締めた銀杏の葉を得意気にカメラに向かって突き出しているSuzumeの写真がある。
さて、そんな心配や期待をよそに、街中は黄葉とは違う彩りに包まれはじめている。予定があって久々に銀座・中央通りに出たら、ミキモト本店の前に例年のようにモミの生木が置かれ、クリスマス・イルミネーションによって燦然と輝いていた。まだクリスマスまでは1ヶ月以上もあるというのに。「あぁ、もうクリスマスなんだなぁ」と、本来は気分が盛り上がるべき(ついつい大きな買物をしてしまうことが商業界の狙い)なのだけれど、Suzumeはどちらかというと「え、もう年末が近いんだ。大変、あれも片付いていないし、これも終わってないっ!」という感じでイキタイ(←願望)。