山の上ホテル

若い頃の上司に食事をゴチソウしていただきました。上司と言っても直接ではなくて、Suzumeがヒラ社員だった時の部長。当時、総勢100名余の大所帯を束ねていたから、普通ならSuzumeなんて直接お話しする機会もあまりない立場。でもね、この人はスゴイ人だった。1人1人と向かい合ってくれて、特に若手社員のヤル気を引き出すのが上手な人だった。少なくともSuzumeはこの人に「Suzume、こういう研究をしてくれるかなぁ」と言われるだけで、俄然、意欲に燃えたものです。Suzumeの同期は新人時代に彼(当時は課長)の下でメチャクチャしごかれたそうで、「部長になったら急に人間が丸くなった」と言っていましたが(笑)Suzumeがこの会社で働いてきて「この上司にお仕えできて良かった」と思える2人のうちの1人です。
お話ししていたら、来春には定年なのだそう。自分の社会人としてのキャリア形成に大きな影響とチャンスを与えてくれた人が現役を引退する、という現実を目前にすると寂しい気持ちになります。でも、Suzumeは独りよがりに思い込んでいるのです。彼はSuzume達に次の時代を託したのだ、と。大きな影響を受けた、というのは、つまり、その人から何かを継承した、ということなのです。今までと同じ舞台でその花を咲かせることは多分できないけれど、でも「○○チルドレン」として頑張ります!