Peter  

suzume-smile2008-07-21

Suzume-papaが「たまには好きな店で御馳走する」と言ってくれたので、ラッキーとばかりに「ザ・ペニンシュラ東京」は最上階の「Peter」のランチを予約しました。行ってみたかったお店です。これまで何度も書いているけれど、Suzumeは下戸なので、こういうレストランのディナーは少々行きにくいのです。客だから遠慮することはないと思いつつ、でも、ワインを注文しない客にはサービスも悪いかしら...みたいな引け目を感じてしまいます。結論から言えば、このレストランはランチが正解でした。
ロビー階から直通エレベーターで上がると、いきなりラベンダー色の葉をひらひらさせたクローム製の樹木とバーエリアがあります。そして、その横を通り抜けた先にメインダイニングがあるのですが、バーエリアといい、メインダイニングといい、かなり内装に特徴があって好みが分かれます。他より一段高い舞台のようなステージ席があったり、扇形のテーブルがあったり、格式高いレストランの秩序あるテーブル配置とは全く異なります。コンテンポラリーというのでしょうか、エレベーターを降りた場所もそうですが、全体的に無機質・メタリック・パープル、と言ったキーワードが頭に浮かぶ印象。BGMも休日の昼下がりなのに80年代AORのような曲が流れていて、ホテルのメインダイニングではなく、繁華街のお洒落なカフェに来たかと思います。でも窓から見える景色は、さすがに素晴らしいです(なのでランチが正解)。多分、夜はもっとBGMも大きいボリュームで、店内全体がガヤガヤとしているのではないか、と想像しました。
ランチはお皿の数で値段が変わるプリフィクス。メニューの形がとても変わっていますが、料理の味は普通に美味しいです。食材の組合せや盛り付け...料理もまた無国籍キュイジーヌです。Suzumeが行った日は幸いにも店内は混んでいなく、賑やかな客もいなかったので、ゆっくり食事をすることができ、ホテルのメインダイニングのランチとしてはリーズナブルかな、と思いました。でも、リピーターになるためには何かが足りません。食後のコーヒーが別価格(プリフィクスに入っていない)というのも理由の1つでしょうけれど。何だろうなぁ。