くるみ割り人形

新国立劇場にて

今日、バレエ「くるみ割り人形」を鑑賞した。
クリスマスらしい演目でしょう?場所は、新国立劇場。 
劇場内にはクリスマスツリーが飾られ、いつもは休憩時間にブルスケッタを売っているコーナーで、今日はプロフィトロールも用意されているなど、全体に華やぎがあった。
可愛らしい演目だけに、キュートなおしゃれ着に身を包んだ小さな女の子が両親と手を繋いで来場している姿も目に付いた。
小さな女の子のお出掛け着姿は本当に可愛い。
昔も今も、なぜ子供がはくのは真っ白なタイツなのだろう(大人の真っ白タイツ姿は殆ど見たことがない)。でもこれが少しX脚気味の子供の脚にとても似合うのだ。
ちなみに、劇場内で某直木賞作家を見かけた。
彼女は数年前に女児を出産したはず(彼女のエッセーには娘の話はほとんど出てこないけど)…と見渡すと、確かに小さな女の子を連れてきている。今日は完全プライベートで来ているのだろう、と思い、声をかけなかった。
多分、私の見間違い(他人の空似)ではないと思う。観察眼には結構、自信がある。
そして肝心のバレエ。出演者の技術については色々な意見があるだろうけれど、私は楽しい気持ちになれるから「くるみ割り人形」が好き。連れはフランス(あし笛)の踊りが好きらしいが、私は中国人(お茶)の踊りがお気に入り。これはとっても短い踊りなのだけれど、軽快な演奏が小気味いいのと、踊りがコケティッシュなのがいい。 
ところで、私はモダンバレエというものを生の舞台で見たことがないのだけれど、あのマシュー・ボーンは「くるみ割り人形」も手がけているらしい。
どんな作品なのだろう…あの仰天な「白鳥の湖」のような感じなのかな。