ストイックな生活

いよいよ〆切につき

本日正午が〆切のレポート。結局、会社で書くことは適わず、集中講義も手一杯で毎日疲れ果てて、この日を迎えてしまった。朝から、一心不乱にパソコン画面に向かう。
あれ、でも以前よりも家で勉強するのが辛くない(気が散らない)かも。先週まで試験があったので、それで少しは忍耐力がついたみたいだ。
11時を過ぎて、ようやく形ができてきた。
が、ここでトラブル発生。1冊、引用したい文献があったのだが、その本が見当たらない。春に買って持っていたはず、誰にも貸し出していないはず。
机の上に立てて並べてある一般のテキスト類 → 書棚 → 今学期のテキストと講義ノートを曜日毎に並べてあるコーナー → 床に山積みしてある読みかけ小説等々。置いてありそうな場所を順番に見て2循したけれど…無い。長湯しながら読書する癖があるので風呂場までのぞいたけれど無い。(それにしても、本が多すぎ)
ゆるゆる派の私もさすがに焦る。「ここまできてそんな〜。本が無いから、なんて遅れる言い訳には苦しすぎる。」
でも仕方がないので、先生にメールを出した。このレポート、実は事情あって私の提出は任意扱いになっている。書くかどうかは自分で決めればよい、と予め先生には言われていたが、自分の意思で他の学生と同じ期限で書く、と伝えていたのだ。それを今さら「遅れます」と言うのは、自分にとっては、提出が義務の場合よりも恥ずかしいことだけれど、おそらく先生はあまり気にしないだろう。
本が云々という言い訳がましいことは書かず、午後の早めに提出するつもりだということとお詫びを送った。1時間ほどして、先生からは「無理のない範囲で提出してください」との返事が届いた。正午に〆切だったので、そろそろ提出が揃った頃だろう、と研究室に現れたのだろう。メール受信一覧を見ていきなり「遅れます」で、申し訳ない。
その頃、私は本の捜索を諦め、とにかく書き上げられるところまで仕上げよう、と模索していた。そして、一息ついてから再び見てまわる。大きな屋敷じゃあるまいし、仮に無造作にどこかに置いたとしても場所は知れている。もう一度、最初に見た順番で…と思ったところ、机の上に並べてあるテキスト類の中に八重洲ブックセンター八重洲ブックセンター)のカバーに包まれた小さめな本が目に止まった。期待感に胸を躍らせながら手を伸ばす。
あ、あったー!!自分の記憶の中では、本のクリーム色の表紙イメージがあったので、ずっと「クリーム色…」と思いながら探していたのだ。見つかった嬉しさと、自分の浅はかさへの自己嫌悪が入り交じって、気分はやや複雑。
午後、無事にレポートが提出できた。バンザイ。

今頃、デパートでは

そういうわけで、私の「予定」は見事に「とらぬ狸の皮算用」と化し、今日はまったく外出しないで終わってしまった。
本当は、今日こそ世の中の時流に乗ってチョコレートを買いに行くはずだったのに。昼にレポートを書いていたら、友人から「デパート、チョコ激混み(泣)」とメールが入ってきた。普段、混んでいる場所は大嫌いなのだけれど、こうやって部屋に缶詰状態になっていると、何だか、そんな喧騒が羨ましくなってくる。
明日は集中講義+最終試験で、朝から夜まで世の中から隔離されてしまう。
バレンタイン対策、例年は早めに余裕で確保、がモットーなのだけれど、今年は前日駆け込みで勝負、になる。
前日だと売り切れ商品が続出していそう。