チョコレートを買いに

授業が終わったところで

昨日で、集中講義も終了した。後期の講義は、前期と同様、無学の自分にはすべてが勉強になることばかりだったけれど、果たして「良い講義」がいくつあったのか、と問われると答えに窮する。
昨晩は講義の後に、何となくその場に居あわせた人たちで打ち上げにいった。その席上でも、(自費通学が多いので)「1科目単価が○万円、という計算で考えた場合に、『この講義は相応、またはそれ以上』と思える講義はどれか」という話題で盛り上がった。というか、盛り上がったのは「金返せ!と思った」講義の話題だったのだけれど。
私も「受けないよりは受けた方が勉強になるけれど、単価○万円は高すぎるのではないか」と感じる講義が複数あった。きっと、教員の懐に入る金額はもっと少なくて、彼らは収入に見合った程度の講義をしている、ということなのかも知れない。その分野で有名な研究者を招致することで大学院のネームバリューは上がるだろうけれど、本音を言えば、学生は、優秀な「研究する者」よりも、上手に「教えを授ける人」を歓迎する。
学生の多くは社会人、しかも民間企業で働く人が多いので、お金を払う人(=お客様)へのCSマインドが浸透している。だから、社会経験も浅く、学費を親に出してもらっている大学生と異なり、教員に対する評価は余計シビアなのだと思う。自分達が働いて貯めたお金を投じているのだから。
来学期は、皆の声を参考にして、良質な講義をもう少し探さないと。

恒例、お「伊勢」参り

新宿まで行ってきた。昨晩の打ち上げで気が緩んだのか、朝、目覚めたのは8時半近くだった。急いで風呂に入り、支度をして、家を出る。伊勢丹に10時開店前に着くのが目標だったけれど、5分ほど過ぎてしまった。
銀座でもなく渋谷でもなく、わざわざ伊勢丹に行った理由は、知っている人はすぐに「あ、あそこね」とわかるだろう。ジャン=ポール・エヴァンチョコレート(ショコラ) ジャン=ポール・エヴァン JEAN-PAUL HÉVIN JAPON)が、東京ではここにしかないのだ。
以前も書いたけれど、今の私が一番「美味しい」と思っているのは、ここのボンボンショコラ。バレンタイン用の詰め合わせセットならすぐに買えると言われたけれど、自分の好きな種類がいくつかあるので、個別詰め合わせを作ってもらうことにした。でも、10:05伊勢丹に入店、それでも1時間待ち。すごい。
実は、この店の贈答用ハードボックスには欠点がある。箱の形の制約上、長方形のショコラが詰められないのだ。長方形のショコラを組み合わせる場合は、薄い紙の簡易箱になってしまう。自宅使いならそれでも良いけれど、「本命チョコ」と意気込むのなら、ハードボックスでないと格好がつかない。今日も、「バレンタインで初来店」の人たちが、店員から制約の説明を受けてショーケースの前でショコラを選び直すのに手間取っていた。
私は、2箱を作ってもらった。あんなに外で待ったのに、買物はあっという間。ちなみに、2箱のうちの1箱は自分用(笑) 
伊勢丹に行く理由はもう1つ。スイスのヘフティというチョコレートショップが入っているからだ。バレンタインの時期はあちこちに出店するけれど、そこにはセット商品しか置いていない。でも伊勢丹だけは、自分で詰め合わせを作ることができるのだ。
私が好きなのは、ここのシャンパントリュフ。実はドンペリを練りこんでいる。
今年も、それを箱に詰めてもらった。
他のも含めて、目的の商品はすべて買うことができた。前日だし、売り切れを心配したけれど、杞憂に終わって大満足。。。