ジャンピング

実は「茶葉」党

会社でも外食時でも専らコーヒーを飲んでいるけれど、家ではほとんど飲まない。
なんでかな、何となく家では中国茶や紅茶など「茶葉」を選んでしまうのだ。
多分、家だと沸かしたばかりの熱湯でお茶を淹れることができるからだと思う。
会社の給湯器では紅茶や烏龍茶を美味しく淹れることができないから、インスタントコーヒーを飲む。しかもブラックではなくて粉ミルクを入れているから、まぁ味は「所詮、こんなものだよね」っていう程度。
スタバ等のコーヒーショップ。コーヒーは主力商品だけあって美味しいけれど、紅茶で感心したことはない。それに、紅茶や中国茶が美味しい、早朝から深夜まで営業している喫茶店なんて知らない。(昼間や夕方に行く機会はゼロ)
家でよく飲むのは、紅茶はアールグレイ中国茶凍頂烏龍茶ジャスミン茶。どれも沸かし立ての熱湯で淹れるのに適したお茶の種類だ。
Suzumeは電気ポットを使わずに、お茶を飲むたびに面倒でもヤカンで水から沸かす。
ポットに保温していたり、何分も沸騰させると、お湯が古くなってしまうから。

紅茶のゴールデン・ルール

しばらく前のNHKためしてガッテン」で、紅茶を美味しく淹れるポイント「ジャンピング」というのを紹介していた。言葉も含めて、ほ〜そうなのか!って初めて知ったけれど、茶葉が丸まった状態から開かないと美味しくないことは経験からわかっていたし、ティープレスで紅茶を淹れたときにガラスの中で茶葉が踊っているのは見たことがある。だから、番組での実験&解説を見て、経験が理論的に裏付けられた、という感じ。
その後で、こんな解説サイトをみつけた。(ジャンピングって? 紅茶研究家ハックスレーさんはなんと書いたのか)。「ジャンピング」が紅茶を美味しくしているのではなくて、美味しい紅茶になっているのかを知る指標なのだ、と。美味しい紅茶を淹れる条件は、①良質の茶葉を使う ②好みの茶葉の量 ③沸かし立ての新鮮なお湯を使う ④ポットを温めて熱湯で淹れる ⑤ちゃんと長い時間蒸らす、に集約されるのだそうだ。で、これをやっていると「ジャンピング」現象が発生する。(NHKでは沸騰してしまったお湯はNGみたいなことを言っていたけれど、真相は!?)
なぁんだ、Suzumeは知らないうちにそれを実践していた、というわけだ。
実はこれ、Papa-Suzumeから伝承した淹れ方。Suzume家では、週末のティータイムに家族が揃っている時の紅茶の準備は彼の独壇場だったから。Papa-Suzumeは、ひょっとしたらゴールデン・ルールを知っていたのだろうか。