イオンサプライ

他人との距離感

この前も、他人との距離感がうまく取れないって書いたばかり。かなりの距離を常に確保しておくか、あるいは至近距離を望む…二極化。別に相手を選別しようだなんて不遜なことを考えているわけじゃなくて、できれば誰とでも仲良くしたいのだけれど。結局は、自分の人間性に自信がない。そのくせして自分がカワイイ。だから、自分の本音をさらけ出したときに、相手に拒絶されたり否定されて傷つくのが怖くて、守りの姿勢をとってしまう。
すごく自然体に(少なくともそう見える)振舞って、他人からも「あの人はいいよねぇ」と受容される人は本当に羨ましい。そういう人って皆、イオンサプライのように他人の心のうちにスッと浸透してしまうような適応力というか柔軟性がある。摩擦もなく、いつの間にか色んな人の輪に自然に馴染んでいる。
Suzumeはそういう柔らかな風のような人になれない。常に小さな波動を起こしてしまう。もしかしたら、Suzumeが憧れている彼らも「自己主張できる強さを持った人」を羨むことがあるのかも知れない。誰もが大なり小なり「無いものねだり」をするのかもね。でも少なくとも日本は波風を立てない人が受容される社会だ。

瞬間サポートが必要な時

本日出社。出社しようとしたけれど、会社の最寄り駅に着いたら、急激に拒否反応が出て足が前に進まなくなってしまった。そこから会社までの10分の道のりが今日はとても遠かった。
前に進むためにはどうすればいい?気を紛らわせればいいのかな。よくわからなくて、歌を歌ってみた。でも、こんなときに限って、口をついて出てくるのは「水戸黄門」とか「巨人の星」とか、もう”自分イジメ”としか思えないような苦しい歌ばかり。なんでかなー、これじゃぁ自虐ネタで売ってるピン芸人みたい(笑)
会社に着いてからボォ〜っと考えを巡らせてみて、いくつかの複合的な要因の1つに、自分が10年近く抱えてしまっている「後悔」と「自責の念」がある、と気づいた。そのことが頭の片隅にあったから、今の生活に拒否反応が出たのかも知れない。
今日、この瞬間だけでいいから、誰かの強い精神的サポートが欲しいと思った。今だけ支えてもらえれば、きっとすぐにマイペースな強さを持つ(と少なくとも他人には思われている)いつもの自分に戻れると思うから。誰か信頼できる人に「大丈夫、Suzumeは頑張れるよ」って(本当はそう思っていなくてもいいから)言いながらポンと背中を押してもらいたい。それを望むのはワガママなのかな。
「そんなことないよ」という発言は好きじゃない。例えば「この映画、あまり好きじゃなかった?」って聞いて「そんなことないよ」という答えが返ってくると、「やっぱりあまり興味なかったのかも」って思う。楽しかったのなら「面白かった」「思いのほか楽しかった」って、肯定的に言って欲しい。「そんなことないよ」は否定していないけれど、はっきり肯定もしていないもの。
Suzumeの大好きな知人もそういう発言をする人。そのことを少し前にメールで書いたら「確かにそういう指摘を受けたこともあるけど、僕は肯定しているつもりだった…」と返事がきた。男性は、はっきり言いたがらないものなのかな。でも、「否定しない」と「肯定する」は意味が違うよ〜!