似たもの同士

引き続き「沈まぬ太陽」

今日もまた「沈まぬ太陽」デー。
親から電話が入った（個別の着信音にしている）けれど無視して読み続けていたら、今度は携帯にメールが入ってきた。チラッと文面を見たけれど、急ぎの用事では無かったので、再び本に没頭。そうしたら「さっきのメールの返事は？」というメールがさらに届く。しつこいなぁ、もぉ〜。
第4巻を読み終え、食事をした後の寛いだ時間に実家に電話をしたら「生きているのかどうか反応がないとわからないでしょ」と叱られた。そのまましばらく、「沈まぬ太陽」に描かれている出世欲と保身と私利にまみれた男たちについて話す。
…あれ、電話の向こうでずっと流れている音楽はひょっとして…話しながら考えていると、「さっきからいい音楽が聞こえるだろう」と。確かにねー。これは、マスカーニ作曲「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲でしょう（聞いてみたい方はこちら→http://www.ismusic.ne.jp/presto3/m10.htm）。
そう指摘したら「なんだ、Suzumeもちゃんと曲名まで知っていたのか」だって。そりゃぁ、Suzumeは間奏曲だけじゃなくオペラ全編のＣＤを持っているもの。しかも今、電話する前にかけていたんだもの。
…ったく、離れていても親子なんだねぇ。一度もこの曲のことを話題にしたことがないのに、同じ時に聴いているなんて（笑）