日本人の美徳か

大忙しな1日

朝、墓参に出かける。
帰宅後、前日いただいた魚を煮付けに。まぁまぁの出来映えかな。
午後からお稽古へ。着いた途端に大雨(洗濯物をベランダに干したからショック!!)。帰りにアニエス・ベーで今月末に退職する後輩への餞別を購入。その後、家電量販店にてDVDレコーダー購入。重さを考えずに「持ち帰り」にしてしまい、後悔。
帰宅後、投票所に出向いて自分の大切な1票を投じる。ふぅ〜疲れた…。

投票は欠かさず

というのがSuzumeのスタイル。Suzumeが住む町の選挙区は以前から自民党が強いし、自分の1票が実際に何かを左右するとは思わない。でも、投票を通じて国政に参加しているのだと考えれば、投票は権利じゃなくて義務だ。例えば投票したい候補者がいなかったり、自分の主義主張によって棄権する場合であっても投票所に出向いて「棄権」と書いて投票すべきなのだと。
そうは言っても、今日のように天気予報がはずれて大雨が降ったりすると、投票所まで出向くのは面倒になる。雨の日に投票率が下がるのも、気持ちとしてはわかるよねぇ。
今回は、自民党の圧勝。日本文化の特徴である判官びいきというのか、小泉さんの粘り&戦略の勝利。「郵政民営化解散」とか「郵政民営化の民意を問う選挙」とか、とにかく郵政民営化に争点を徹底的に絞り込んだからマニフェストを読まなくても誰もが「郵政民営化に賛成→自民党支持」という単純な図式に行き着いてしまった感じ。森さんとの会談で「殺されてもいいぐらいの気持ち」と発言したエピソードが、多分、支持を決定的にしたのではないかと思う。日本人は、そういう決死の覚悟を「潔い」「ひたむきだ」と好意的に受け止めるから。
ま、衆議院解散は確かに「郵政民営化解散」だったけれど、これから先、国会で論議することって郵政民営化以外にも色んな法案があるんだよね?自民党は国民の視線を「郵政民営化」に引きつけておいて、他のことにフォーカスされるの巧みにかわした、という印象がSuzumeには拭えないんだよねぇ。
ただ困るのは、せっかくそういう疑問がわいたところで、「じゃぁ、どの政党(あるいは候補者)なら他のことまで明確な方針を提示してくれるのだろうか」という答えが出てこないこと。そうなると消去法で自民党支持が多くなってしまう。
それにしても「造反」議員への刺客だか何だか知らないけれど、訳の分からない候補者も多かったなー、今回(しかも当選している)。例えば、比例区にしか出ず(政党の幹事役は、色んな候補者の応援に出向いて自分の活動を展開する時間がないから小選挙区に出ない、という戦略的選択はあると思うけど)、当確の取材に全く声枯れもなく化粧厚塗りで応じた某氏。その人が問題、ということではないのだけれど、今回はいつも以上に比例区という制度に何だか違和感を感じてしまった。