Suzume被観察

我慢強い性格

Suzumeの小学校の通信簿、性格や行動評価欄では常に「正義感」「責任感」「根気強さ」に◎印がついていた。これだけ見ると、正義の味方のヒーローみたいだ(笑)
ヒーローではないけれど正義感があるのは本当で、そういう自分の信念を粘り強さで支えていたような気もする。
精神的には脆くて、意地悪なことを言われたりすると心の中で傷を抱えてモヤモヤしてしまう情けな〜い人間。正義と責任感で行動するSuzumeは、要領よく立ち回る人から「ええ格好しい」と思われることもあったし。(自分はただ愚直なだけだと思っていたSuzumeにしてみれば「ええ格好しい」は相手の方だったのだけれど)
心持ちの脆い自分が好きじゃないから、苦しいことも吐露せずに極限まで独りで耐えて抱え込む。強がりをいう。平然を装う。ところが誰かが異変に気がついて「本当は大丈夫じゃないでしょう?」って優しく手を差し伸べてくれると、途端に緊張の糸が切れて涙をボロボロと流してしまう。そういう情けな〜い展開。
「3つ子の魂、百まで」とはよく言ったもので、およそ物心がついた時分からこのパターンは変わらないらしい。兄の小学校時代の作文には幼時のSuzumeがよく登場する。元気に遊んでいたはずのSuzumeが、Suzume-mamaの顔を見た途端にワァッと泣き出して飛びついたとか、そんな話が書いてある。そうそう。自分でも大体のことは覚えているなぁ(笑)
小さいなりに頭で理解しようとして我慢するのだけれど、本能的に湧いてくる感情を止められない。だから、ある時点で堰を切ったように感情が溢れ出てしまう。
よく言えば感応度が高い。悪く言えば感情的。

試練も飛躍に必要なステップ

今年は春から夏にかけて試練の時期があった。長い人生で出会う相手は「お里」も「育ち」も千差万別だし、役割責任より己の利得をあからさまに優先する人って本当にいるんだな、と学ぶ場面もあった。多分、その人なりに(そういう生き方を選ぶ)理由や過去の経験があっての態度なのだろう。
当時は忙しくて精神的にも寛容になれず不快感が募るばかりだったけれど、今となれば冷静な分析もできる。何事も客観的に受け止め、失敗体験こそ次に活かそう。
「Suzumeは自分の意見を持ちながら、相手の意見も理解しようと努力する」。高校の同級生による評。そうやってSuzumeを見てくれる友人達に応えるためにも、努力したいと思う。
これって、やっぱり優等生ぶっていて「ええ格好しい」のかな?