今日は何を着ていく?

久々に

夕方から大好きな知人と会う。2人だけで色んな話をするのは多分2ヶ月ぶり。Suzumeはこの人を好きだけど「好き」の中身は多分、世間が「好き」という言葉から想像する感情とは少し違う。でも、自分で苦笑してしまうのは、会う日は朝から「何を着ていこうか」と考えてしまうのだ。その日、Suzumeがどんな服を着ているかなんて、相手は全く気にしないだろうに。
仕事でも「何を着ていこうか」と考えることは多い。来客のある日、外出予定が入っている日、長時間立ち仕事がある日、等々。Suzumeが決めている「勝負服」は無いけれど、鏡の前で何着か着替えることも、ざらにある。でも特定の人を思い浮かべて「あの人に会うから、これを着よう」というのはあまり無いかも。
だから友達と会う日に「何を着ていこう」と考えるのは新鮮で楽しかったりもする(時間に余裕があれば、の話だけれども)。
意外と男性よりも女友達と会うときの方が悩ましい。相手とのバランス(かけ離れてもいけないし、全体のトーンがあまりにかぶっても不味い)を考えつつ、でも自分のクォリティは下げたくない。「あ、彼女の○○、いい感じ」と相手がチラリと思うようなスパイスがちょっぴり効いていると尚よし。小物でも靴でもピアスでもよい。
さて、大好きな知人はSuzumeの服装のディテールには興味はないだろうから、全体的な清潔感だけを心がける。秋らしく茶色のニットに、スモークがかったピンクが差し色で入った同じく茶色のボトムを組み合わせて。
「業界の常識」や「文章を書くこと」をめぐる四方山話。そして文学&音楽談義。時間はあっという間に過ぎる。
そうそう、Suzumeが今春〜夏に受けた試練のほんの一部を話したら「世の中にはそういうヒドイ人は少なからずいる。Suzumeが今春までそういう人と出会ったことが無かったんじゃない。これまでも地雷はあちこちに埋まっていたのだけれど、Suzumeは上手に避けて歩いてきていたんだと思う。それが本能的だったのか全くの偶然だったのかは自分にはわからないけれど。」と言われた。本当、そうかもね。
帰途に着いたら大雨。10月は寒くもなく暑くもなく、湿度も低くて爽快な季節のはずなのに、なんで最近はずっと天気が悪いの!!