キーマカレー

久しぶりに会う友人

は、すっかり華奢な体型になっていた。2児の母。子供がいなかった頃は少しふっくらしていたのに、子育てと仕事の両立はそれだけ大変ということか。実家から徒歩圏内にマンションを購入し、彼女の両親が保育園で孫をピックアップして夕飯を食べさせるまで引き受けてくれていた。彼女がいた職場も遅くとも19時前には帰す配慮をしてくれる、との噂だった。
そういう状況を見聞きするにつけ、Suzumeは次の一歩を踏み出す気持ちになれなくなってしまう。少なくとも、Suzumeには実家の援助は期待できないし。
さて、数年ぶりに会うことになったのは、彼女が人事異動でSuzumeが働く職場と同じビル勤務になったから。最近は天気が悪かったけれど、今日は無事に雨も上がり、外でランチをすることになる。
入った店で「本日の××」を聞いたら、カレーはキーマカレーだと言う。迷わずにこれを注文する。Suzumeは、キーマカレーが大好き。そして、できれば汁っ気が少ない方がありがたい。
理想的なのは、カフェ・ハイチのドライカレー(http://www.sanspo.com/gurume/045/045-01.html)。Suzumeは新宿の二号店かサブナード地下の店に通ったクチだけれど、最近は大崎や汐留にもあるらしい。
さて、注文して登場したカレーは、カフェ・ハイチには敵わないけれど、なかなかの出来映え。昼からすっかりご機嫌になったのでした。
友人との話はお互いの新しい職場環境のこと。彼女の所も扱いの厄介な人間が1名いるらしい。どこの職場も多少は面倒なことがあるもの。だからこそ、お互いに少しずつ譲り合ったり我慢したりするのにね。それができない人を周囲が腫れ物を触るように気遣うっていうのは、本末転倒だとSuzumeは思うのだけれど。