タナボタな夜

定食屋が大化け!

授業終了後、同級生C氏と一緒にゴハンを食べて帰ろう、と約束していたのだけれど、ちょっとした事情で帰る時間が遅くなってしまった。
で、歩きながら「どこで食べて帰る?」と話していた私達。その時、脳裏にあったのは「オシャレな店で片手にグラスワイン」ではなく、本当に「定食屋さんでゴハンを食べて帰る」コース。ところが、この後、意外な展開に…!
タイミングよく登場した同級生D氏が「お二人はどっち方面?」と聞くので「いや、その前に何か食べて帰ろうと思って」と答えたところ「え、一緒に行っていい?」と。
SuzumeとC氏は仲良しで、時々こうして2人で食事をしながら話す機会(OLのランチタイムと同じ感じ)を作っているのだけれど、まぁ別に内緒の話があるわけじゃないので快諾。
ところが最初に入った店が満席。さすが金曜夜。
アテがはずれたところで、D氏が携帯でどこかに電話を入れると「タクシーでもいい?」と。どこに行くんだろー。
しばらくして車は丸の内・仲通りに到着。C氏と二人「どこの店に行くのかな」「あ、ここの店、一度入ってみたいんだけど、なかなか入りづらいよね」「そうそう」などとヒソヒソ話しながらD氏の後ろをついていくと、その「一度入ってみたい」店にズカズカと入っていくではないか!しかも、店長らしき男性が「D様、お待ちしていました。奥のお席を用意しております。」と。えーっ!何て運のよい私達。
そのお店はメゾン・バルザックhttp://www.burdigala.jp/barsac.htm)。パリの19世紀末から20世紀のカフェはこんなだったのかしら、と思わせるような華やぎのある店だ。とても高いわけではない(と思う)けれど、庶民なSuzumeは「こういう店って、通い慣れている感がないと居心地が悪そう」と思ってしまうのだ。C氏も同感だったみたい。だから、通い慣れているD氏が颯爽と注文もこなしてくれて大助かり。
しかし、この店の電話番号が携帯に登録してあるD氏って一体…。SuzumeとC氏が「これからは、たまにでいいから少し高級感ある店で食事でもしたいね」と話していたら、「だったらオレの友達がやっているフレンチの店なんかイイよ〜。1人5万円は下らないけど。」だって。
私達(SuzumeとC氏)の「高級感」って、なんだかとってもカワイイのかも知れない、と思えてきました(笑)