優しい嘘

約束していたんだけど

面談予定は19:00から1時間程度の予定。
ただし諸事情により訪問が19:30頃になる可能性もある、と相手には最初から伝えてあった。その人は「当方は当日は空いているので大丈夫ですよ」といっていた。
そして当日、19:30よりも更に少々遅く19:45になってしまった。
相手に連絡したら「20:20には出ないといけないので、それまででよければ」という返事…。
あらら?何だか話が違うような。
 
「ん??」と思いつつも、そんなことは億尾にも出さず、会って開口一番「お忙しい中で時間を割いていただいているにも関わらず、こちらが遅れてすみません」というSuzume。
そう、実は今日の面談の相手は、論文の指導教官。
立場を考えれば、相手に終わりの時間を区切られても文句は言えないよね。
そして定刻になり面談は終了。
先生もSuzumeと一緒に研究室を出て同じ駅から電車に乗る。しかもそれは先生のご自宅がある方面に行く電車。
あれ?この辺で20:30に約束があったから20:20なんじゃないの?
さっき開口一番に謝ったときに「今日は講義はないけれど、夜はこっちで予定があったから大学院に来た(Suzumeの面談のために来たわけではないから気にしないで)」って話していたけれど。
つまりは、恐縮する(?)Suzumeに先生がついた優しい嘘。
多分、Suzumeの予定が他に空いていないから、先生がSuzumeに合わせて面談日時を設定して大学院に出勤してくれたのだ。
 
後日談。先生に「わざわざすみませんでした」と言ったら、あっさりと「ばれてましたか」と白状。
先生〜「相手を思いやって優しい嘘」をつくのなら、もっと上手につかなくちゃ(笑)