歯医者

ずっと通っている

もう2年も前から定期的に歯医者に通っている。審美歯科ではないけれど。最初は虫歯治療で通い始め、それが済んでからは、10代の頃に治療した場所を再度いじりなおしたり、かぶせた材質を交換したり。
その間にも、歯神経を刺激されたために猛烈な歯痛が発生したり、と結構トラブルも多い。本当に、目と歯の健康維持にはお金がかかるので「丈夫が一番」を痛感する日々だ。
大学院に通うだけでも大変なので、歯科は先延ばしにしたい気もしたのだけれど、こういうお金のかかることは自分のキャッシュフローが確実にあるときに済ませておいた方が良い、と判断して通い続けている。
どうやら先生も「この患者は、出費を惜しまない」と感じているらしく、次々と「若い頃に治したこの部分も、もう1度綺麗にしておいた方がいいですね」などと言っちゃぁ、新しい材質のかぶせものを紹介してくる。「保険は使えませんが、これだととても自然な発色ですよね」と、金額別に何種類かサンプルを並べてみせる。
痛いところを突くよなぁ。
ジュエリーと同じで、1点しか見なければ「こんなものかしらん」とそれなりに納得できるのに、並べて比較すると上質なものは一目瞭然だ。それを自分の目で確認してしまうと、もう中庸なものでは満足できなくなってしまう。
かくして、Suzumeのお足はすばらしいペースで口の中へと消えていく。医療費控除申請、書類を出してもたいして返金されないんだよねぇ。
ところで虫歯のできやすい体質ってあるんだろうか。
子供の頃から、Suzumeはすぐに虫歯ができてしまう。サボらずに歯を磨いているのだけれど。反対にSuzumeの兄弟は歯が丈夫で、治療痕もない完全な「虫歯ゼロ」を誇っている。同じ親から生まれて、なぜこんなに違うのだろう…と思っていたら、父方の血筋は歯が弱いと言う。
え、遺伝なんて関係あるの!?