再びフレンチなり

今日は勤務先の部署で進発式。これは、「CHEZ MATSUO」に行くよりもっと前から店が決まっていてフレンチだと分かっていたから、日曜日は本当は和食をリクエストするつもりだった。でもSuzumeが行きたかったその店は本店が日曜定休で、それ以外の支店にはあまり行きたくなかったからなぁ。
斯くして本日、皆で向かったのは住友会館@泉ガーデンタワー最上階。
ここは一般には開放していない施設で、住友系列企業の部長クラス以上の人間が同席していないと利用できない、という勿体ぶったシステムになっている。しかし、それでも予約の取れないこと、取れないこと。世の中、景気は良さそうだ。。。
泉ガーデンタワーへは昨年12月に仕事で初訪、ハリウッドのSFチックな近未来都市に登場しそうなガラス建築に驚いたばかり。その最上階に位置する住友会館は、Suzumeが前回乗った巨大シャトルエレベータではなく、その横にある専用のエントランスから、これまたシースルーなエレベーターで上がる。ちなみにエレべーターは、スイッチ1つで透明ガラス⇒不透明ガラスになる。当然のようにスイッチで遊んでしまった。
エレベーターを降りると、3方向がガラスに囲まれた、広いエントランス。その中央に巨大なオブジェが宙に浮いている。エントランス自体がものすごく贅沢な空間使いだ。
レストランスペースに入ると、巨大な東京タワーが浮かび上がり、なんだか「空中レストラン」の様相。
食事は一応はビュッフェスタイルなのだけれど、黙っていればウェイトレスさんがお皿に盛って運んできてくれる。飲み物も注いでまわってくれるし、結婚披露宴のテーブルをイメージすると近いだろうか。
ビュッフェスタイルで抜群に美味しい店はない、というのがSuzumeの持論なのだけれど(あのマンダリン・オリエンタル東京でさえも、残念ながら例外では無かった)、ここは一品一品の内容が結構イケていました。まぁ、フレンチと事前に言われていたけど、出されたメニューに中華も若干あったりして、そういう料理の統一感の無さがビュッフェの限界か。
いつも思うことだけれど、「美味しい食事」というのは料理のメニューだけではなく、空間の雰囲気やサービスのタイミングと内容、一緒にいる人との会話、自分の体調や気分、そういった多様な要素が織り成すもの。今日は住友会館という空間に圧倒された分がプラスに効いたかもね。