お別れの日

父方の叔父が亡くなった。今日は告別式なのだけれど、葬儀の場所が遠方過ぎて、参列するには何日か休まなければならない。そして、今週のSuzumeは仕事を休むとしてもせいぜい1.5日が限界なスケジュール。Suzume-papaと話し合って、結局、Suzumeは参列しないことにした。
口数が少なく技術者らしい叔父。ロケット開発が仕事でしょっちゅう種子島に行っている、と叔母から聞いて、歴史の教科書にも登場する「種子島」とはどんな場所なのだろう、と思いを馳せたものだ。
1年前のちょうど同じ頃、母方の伯父が最後の日を自宅で迎えて静かに他界した。今回、叔父も同じ病に倒れ、最後は自宅で静かに息を引き取ったという。そんな話を聞くたびに、家に帰りたがったあの人のことを思い出し、そして涙が出てきてしまう。もうじき10年だというのに。