昨日の続き

今日は七夕。ということを夜になるまで100%忘れていました。帰り道、携帯メールを打とうとして画面を何気なく見たときに初めて「え、今日って7月7日だったのかぁ」と。でも今夜は曇り空で、天の川を見ることはできないだろうし。。。
さて、昨晩は舞台を観た後に食事をしようと思っていた。Suzumeは上演時間をちゃんと確かめてなくて「だいたい、他の芝居と同じで19時開演、20時過ぎに15〜20分程度の休憩があって21時半頃に終わるのだろう」と思い込んでいたのだ。ストレート・プレーは、そういう2部構成が多い。ところが、20時を過ぎても一向に幕間になる気配がなく…あれ、今日は休憩なしで2時間ぶっ通し??そう思い始めてからしばらく経って、21時前に休憩が入った。ん???変な時間に休憩だなぁ。と思って、ホワイエに出てみたら「終演22:15予定」との表示が。。。
そうとわかっていれば、金曜夜の公演チケットを購入すべきだったかな。(でも芝居は初日か楽日が一番、とSuzumeは思い込んでしまっている(笑))
そんなわけで、終演の頃には空腹度100%。でも、翌日も仕事があるから遅くまで街にいるのはツライ。特に渋谷は好きじゃない。かといって、久々に会った友達とラーメンをそそくさと食べて別れるのもどうかと思う…。こんな状況を救ってくれたのが今や東京におけるベトナム料理の古参組となった「ブーゲンビレアぐるなび - レストラン予約と宴会・グルメ情報 検索サイト)」。ここは昔からある店…どのくらい昔って、わからないけれど20年以上前に遡れるのではないかと思う。ビルも昔のままだからボロボロな入口。しかも1階ではなく2階に入っているから、何の予備知識もなくビルの横を通りかかっただけでは入る勇気がないかもしれない。
店内は狭くて窓もなく、レストランというより食堂の雰囲気で綺麗な格好をして入るような場所ではない。でもSuzumeと友人にとっては昔から変わらないことがむしろ安心感になっている。メニューも基本に忠実でシンプル。盛り付けにも器にも最近の店にありがちな「キュイジーヌ」っぽさが全くなくて、「ベトナムの庶民的な料理ってこんなかな?」(ホントはどうだか知らないの。ベトナムに行ったこと無いし。)と思わせる素朴さが漂う。こういう店だと、夜遅く入店して、パパッと「夕食」メニューを注文してバクバク食べて(あまり飲まずに)サッと帰るのもお互いに気兼ねないし、ベトナム料理はあまり刺激的ではないから夜遅い食事でも胃が疲れないし。
近年は妙にオシャレだったりフレンチと融合させたりした発展形エスニック料理が増えているから、この店の味はむしろ退屈なくらいベーシックに感じられる。でも多分、これがベトナム料理の原点なんだろうねぇ。