今年もまたケーキで

仕事の帰り、知人のお祝い事でケーキを持って遊びに行く。今年はアンリ・シャルパンティエアンリ・シャルパンティエ | HenriCharpentier)の「2006夏パリ・コレクション」から、タンタシオン・ボレアルとイル・デゥ・ボテを選んだ。前者は、レモンクリームの中にアプリコット・ムース、中央にはプラリネとタイムの香りがするマカロンが入っていて、トップにはホワイトチョコレートのリボンとレモンとアプリコットのスライスが飾られた上品で爽やかなケーキ。後者は、パッションムースの下に甘いトマトのカクテル、中心部分には苺のコンポートとスライス、タルトの上にはベリーの砂糖漬けが飾られた、その名も「美しい島」。
Suzumeが2つを並べると、彼はジーッと真剣な面持ちで見比べて「う〜ん、どっちにしようかな…」と悩んでいる。こういう時、「決められないなら、どっちも食べてもいいよ」と言うべき?でもSuzumeはそんなに優しくないんだな(笑)だって、1人が頬張るのを眺めているよりも、一緒に「美味し〜い」って笑顔で食べたいじゃない?そのために持ってきたんだもの。予想以上に迷った彼は、結局タンタシオン・ボレアルを選択。Suzumeもそれが正解だと思う。2つ並べたときの配色(黄色系と赤系)とフルーツの種類を考慮してこの組合せにしたけれど、Suzumeも実はタンタシオン狙い…でもいいや、「うん。これ、美味しいよ」と言ってくれたし。夏が終わらないうちに、Suzumeも自分用に買って食べなくては!
いつものことだけれどSuzumeは本当に恥ずかしがりで、肝心なことは全て後回しにしてしまう。今日も、最後までちゃんとオメデトウって言ってあげなかったし…。