豚カツはロースだ!

帰りが遅くなったので、友人とアルコール抜きの「食事」をすることに。
日本橋のコレドにある「とんかつと豚肉料理 平田牧場」(http://www.hiraboku.com/chokuei.html)。ランチタイムも夜も、時折みかける限りではいつも行列ができているので、2回ぐらいしか入ったことがないのだけれど、今日はさすがに時間が遅いので空席が多い。
メニューを広げると、三元豚・桃園豚・金華豚、と3種類の豚肉。前回は三元豚を選んでとても美味しかったし、それが平田牧場の代表銘柄なので今回も…と思ったのだけれど、メニューを読んでいるとどうしても希少な桃園豚が食したくなった。「この時間に豚カツだとヘビーだよね。摂取カロリーを全部、体内に脂肪として貯めこむことになるし。」と、同店に入る段階で一瞬躊躇したはずなのに。5分も経たないうちに気持ちは切り替わり「豚カツって言ったら、当然ロースだよね!」と盛り上がって、ヒレには目もくれず「平牧桃園豚特厚ロースかつ」を注文するSuzume達。しかも特厚だよぉ〜、特厚!
豚カツの美味しさの評価には色んな観点があると思うけれど、Suzumeは肉の柔らかさだけじゃなく、自分が脂身を食べられるかどうかもバロメータになっている。というのも、カロリーを気にして脂身を食べないのではなく(そういう判断も大事だけれど)、そもそも美味しいと感じられないために残すことが多いのだ。それが、今日の桃園豚は脂身もとてもあっさりしていて柔らかいので、そのまま食べてしまった。肉も繊維のキメが細かいから柔らかく、くどさがないからパクパクといけてしまう。隣を見ると、友人もSuzumeを上回るペースで完食。
これで@2,500円。Suzumeは下戸だから、皆で飲むと必ず割り勘負けする。いつもそれを承知の上で参加するのだけれど、こんなに美味しいものを満腹に食してこの値段だと、普段(金額の比較で)どれだけ無意味な支出が多いのかを思い知らされるなぁ。