サラリーマンNEO

知る人ぞ知る、NHKの異色なコント?番組(火曜23:00〜23:29 http://www.nhk.or.jp/neo/index.html)。シリーズ化された同番組だが、いよいよ今度の火曜日で終了するらしい。自慢じゃぁないが(←と言いながら、すっごい自慢なんだけど)、NHKウォッチャーのSuzumeはシリーズ化される前の不定期&スポットで放送していた時代から、同番組に注目していた。いわゆるお笑い芸人ではなく俳優によるコント、というのが面白かったし、でも当時から真面目な企画も合間に入っていて「これはどういうジャンルの番組、と言えばいいんだろう」と。その日常と非日常が混沌としている内容が何ともいえなかった。
ちょっと残念なのは、今春から始まったシリーズはコントが必ずしも「!」という内容ではなくなってしまったことだ。人は残酷で、あるレベルの成果(この場合は笑い)を得てしまうと、次はそれを超えるものを無意識のうちに相手に求めてしまう。同じ水準でも満足できないし、それを下回るものについては落胆すらしてしまう。この番組は、レギュラーにしてしまうよりも、シナリオを厳選してスポットで放送した方がよいのかも知れない。
ところで、たまに登場する「世界の社食から」。もちろん、タイトルは民放の名番組「世界の車○から」を借用したもの。ここに登場する社員食堂のナンとまぁ素晴らしいこと。メニューも充実しているし(画面で見る限り、とても美味しそう)、お値段もとても良心的。Suzumeの働く会社にも社員食堂があるけれど、足元に及ばないくらいメニューは少なく値段も全然安くない。しかも最も腹が立つのは、安くないのに美味しくないこと。「安かろう、悪かろう」の法則がここでは通らないのだ、しかもそれがマイナスに振れている。。。「競争原理が働かないから、社員食堂の営業努力が足りないのも仕方ないのかな」と思っていたけれど、そうじゃないんだ。ウチに入っている業者が、この番組を見てくれていると嬉しいんだけどなぁ。