ざくろの思ひ出

大学院の友人達で集まった場所は「Body Balance Dining mu-MU 銀座(ぐるなび - レストラン予約と宴会・グルメ情報 検索サイト)」。こんなお店があったんだー。銀座も本当に様変わりが激しい。店名から予想できる通り、女性客がとても多く、また接客係も女性のみ。ちょっと男性だけのグループでは利用しづらいかも。
メニューは栄養バランスが考えられていて、味も分量も品が良い。これだけならヘルシーなんだけど、アルコールが加わるからねぇ。。。結局はカロリーオーバーになってしまう(笑)これがまた、ドリンクメニューが身体に良さそうなフレーズ満載で魅惑的。いつもはノンアルコール=ウーロン茶で済ませてしまうSuzumeもついつい、物珍しさからオリジナルカクテルを頼んでしまいました。その中の1つ、ざくろ豆乳。文字で見ると「え〜っ!」って感じなのだけれど、飲むと美味しい。ざくろの甘酸っぱさが豆乳で和らいだドリンク。
Suzumeが幼い頃、通っていた幼稚園にざくろの木が1本あって、実がなると先生が取ってくれて、小さい赤い種を皆に分けてくれた。今になって考えてみると、食用で植樹しているわけではなかったから、きっと種(実)は酸っぱかったのだと思う。先生もそれを知っているから、園児に1〜2粒しかくれなかったのだろう。でも、大好きな大好きな先生が「Suzumeちゃん、はい」って身をかがめて手渡してくれるザクロの実は真っ赤で透明感があり、先生の手の中でルビーのように光っていて、それをもらうことは何か特別なご褒美のような気がしたものだった。
ざくろを見ると、今でもその時のことを懐かしく思い出す。ざくろとは、そういう甘酸っぱい果物なのだ。