紅葉狩@京都

suzume-smile2006-11-25

早朝の新幹線で京都へ向かう。今日は昼過ぎまでが紅葉狩の勝負、午後からは曇る天気予報。京都駅に着いてすぐに市営地下鉄を乗り継ぎ、京阪本線三条駅へ。同駅のコインロッカーに荷物を預ける。この駅を選ぶ理由は2つ。帰りの乗換駅で、かつSuzumeが行こうとしている鞍馬・貴船へのアクセスに便利だから。
叡山電車の得々切符を購入して出町柳から鞍馬へ。車内はハイキング姿の中高年が大勢…男女比率は3:7で元気なオバチャンが目立つといったところ。鞍馬から貴船に抜ける道は結構な山道で頂上に着くまでに汗だく。でも景色の素晴らしさと清々しい空気に心が洗われる。下って貴船神社で「水占い」を。おみくじが「あぶり出し」のように、静かに水に浮かべると文字が浮かび上がってくる仕組み。結果は内緒…だけれど「学問:危うし。全力を尽くせ。」という言葉に思い当たる節があって冷汗(^^;。
再び叡山電車に乗ってお気に入りの場所、詩仙堂へ。回遊式庭園は相変わらず美しいけれど、あれ?以前はもっと空いていたし、「詩仙の間」でゆっくりとお抹茶(有料)をいただきながら詩家36人の肖像を眺めたりできたのに、今はお抹茶は出していないらしい。残念。
この時点ですでに外は曇り。詩仙堂から白川通りに出て、市営バスで真っ直ぐ南下して銀閣寺道。ここで友人と合流、銀閣寺へ。大混雑だったけれど、銀沙灘と向月台の白砂、銀閣寺の黒漆塗り、そして紅葉のコントラストが素晴らしかった。庭園の一番の高みから望む庭園全景と京都の街並みには皆「わぁ〜」と声を上げる。
その後、のんびりと哲学の道を歩いて永観堂へ。お目当ては夜間拝観。まだ5時前だったけれど、そのまま受付に並ぶことに。この判断が大正解。5時半の開門までには長蛇の列ができていて、最後尾付近は入場まで1時間待ちの状態(Suzume達はすぐに入れた)。昼の豪華絢爛な紅葉とは一味違って、夜は幻想的で夢の世界にいるよう。風もほとんど無かったので、池の水面に映る紅葉も美しく、素人カメラでもこんな写真が撮れました。
帰りは蹴上から三条駅に出て、京阪電車で大阪へ。ちゃんこ鍋を食べて、スーパー銭湯でのんびり過ごして就寝。