歌舞伎・夜の部

日曜日に観て感動した二月大歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」通し上演・昼の部。チケットを取って、夜の部も観てきました!
平日夜は16:30〜、普通に仕事していたら開演に間に合わない時間だから意外とチケットが買いやすいのかな?水曜に直接、歌舞伎座のチケット売り場で相談したら、1階の二等席の一番前の列が取れました♪一等席で見づらい場所になってしまうよりも、ずぅ〜っとお得です。一番前だから、幕間になったら洗面所へすぐダッシュできるし(笑)
お芝居は、もう昼の部とはまた違う感動が味わえました。見所は沢山あるけれど、やはり仁左衛門玉三郎吉右衛門が揃う場面は「観に来てよかった〜(涙)」と思いました。玉三郎もブレークし始めた頃に比べたら年取ったけれど、それでも彼の可憐さに敵う女形はいないし、堅苦しい肩書きのない粋な役を演じる仁左衛門は天下一品。吉右衛門の演じる大星由良之助は鬼平とちょっと被るけれど、彼の「昼行燈」のオトボケぶりが魅力的。そして最後の幕は、お約束の「討ち入り」の場面。定式幕が開いて、深々と降る雪の晩、討ち入ろうとする浪士達の姿が登場すると「キターッ」という気持ちでゾクゾクしてきます。観ているうちに何だか年末のような錯覚にとらわれました。
そう言えば、午後に日本橋高島屋の前を通ったら、ドラマの撮影をしていました。スリムだけど結構デカい(←背丈がね)女性が2人、バタバタッと走るシーンを撮っていて、よく見たら松下奈緒市川実日子NHKが来月放送する「グッジョブ(http://www.nhk.or.jp/gj/)の1シーンなんだね、きっと。ちなみに脚本は大森美香長瀬智也が主演した「マイ★ボス マイ★ヒーロー」は面白かったけれど、彼女が日経新聞の夕刊で書いているコラムはツマラナイ。脚本家も文筆業なのに、“読ませる”文章じゃないんですよね。片手間のやっつけ仕事で書いているんでしょうか。でも、それだけ脚本にエネルギーを傾注しているのならドラマへの期待も膨らみますね。