豚肉料理

suzume-smile2007-02-20

フランス料理で豚肉料理を専門にしているお店へ。部位と調理方法でこんなにも違うなんて!!あらためて、料理の奥深さを堪能した夜です。
お店は「ビストロ・ローブリュー」(http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13002092/)。青山は骨董通り六本木通り方面にせっせと歩き、途中を右折した路地の奥にあります。かなり目立たない店構えのため、Suzumeは番地を頼りに骨董通りを何往復もウロウロ…。しかも、店は1Fなのに何故か携帯電話が圏外になってしまうので、先に入店していた仲間にも連絡が取れず、あまりに到着が遅いのを心配した友人が迷子になっているSuzumeを捜索してくれたのでした。
店内はカジュアルな感じ、まさに「ビストロ」です。豚肉メインなだけに、入口ドアの取っ手が豚の足になっていたり、店内にも豚の置物などがたくさん飾ってあります。ドイツでは豚は幸せを呼ぶ動物なんだけど、フランスでも縁起がいいのかなぁ。
テーブルで広げるメニューはなく、料理はすべて黒板に手書きなのもビストロスタイル。全部は覚えていないけれど、9割方は豚料理のラインアップという印象でした。
食べログや他のサイトを事前に読んだので、店員の接客態度も覚悟していたけれど、思っていたよりは親切でした。でも、やはりシェアはダメと…。坊主頭(スポーツ刈)に黒いエプロン、接客中も基本的に無表情で店のスタイルを頑なに守る姿勢に少々威圧感さえも感じさせる彼らを見て、「これは何かの宗教(修道院)に違いない。ここでは規律(戒律)こそが一番大事なんだ」と思わずにはいられませんでした(笑)
結局、皆で違う前菜とメインをそれぞれオーダー。私が頼んだのは、前菜で「ポロねぎの温製」、メインは「骨付きロースのコンフィ」(写真)、デザートに「シュークルート」。選択は大正解(デザートが少し重かったかな)!多分、他のメンバーもそれぞれ自分の選択を大正解だと感じたと思います。そのくらい、ハズレの見当たらない内容でした。サービスのことをブゥブゥ言いつつも、皆がボイコットしないのも頷けます。味は間違いないです、ホントに。他の人たちがオーダーした山羊のチーズのサラダ、豚のパテ、豚とレンズ豆の煮込み(カスレ)等々、どれも美味しかったし、冒頭に書いたように、どれも全く異なる素晴らしい料理なのでした。
(シェアNGだったので、一口サイズに切ったポーションを店員がこっちを見ていない隙にパッと友人の皿に載せる…まるで授業中に先生の目を盗んでメモを回した中学生の時のような気分。。。)
デザートはヨーロッパの地方にありがちなrich tasteなラインナップが多く、一番軽そうなクレームブリュレも相当なボリューム。正直、デザートこそ半分ずつシェアしたかったなぁ。
土日にランチ営業していないのが残念です。これを食べて優雅な昼時を過ごせたら、とっても幸せだと思うんですけれど。