新刊本

先週、幸田真音さんの新刊「バイアウト」を買いました。「週刊文春ウォッチャー」のSuzumeなので、同誌に連載している当時も1号も欠かすことなく読んでいたのですが、大抵の作家さんはハードカバー刊行にあたって加筆するので、まぁ買ってもいいかな、と。
プラス、実はサイン会に行きたかったんですよねぇ。。。幸いにも彼女の記憶の片隅にはSuzumeの名前が微かに残っているみたいなので、忘れ去られないうちに再会しておきたいな、と。それで整理券ももらっていたのですけれど、結局、出張前の準備があまりに間に合わず、行けませんでした(涙)
もう少しお店が近所だったら、仕事を抜け出してサインだけもらって職場に戻る、というテもあったのですが。残念っ。
読み物としては難しい内容ではなく、バイアウトという経済的な話題だけでなく親子間の交流など家族的なテーマも同時に扱っているので、通勤やちょっとした息抜きのときに小説として楽しんで読むことができます。同じくバイアウトをテーマにしたNHKドラマ「ハゲタカ」を観てしまった後だと、刺激に欠けてしまうかもかも知れませんが。
 
バイアウト