Culinary Arts

suzume-smile2007-05-24

本日で仕事も終了。ちょっと重たい課題もあったけれど、とにかく終わった。バンザイ。
夜は、事前にチェックしていた「The school cafe」へ向かいました。ル・コルドン・ブルー料理学校の学生が、先生シェフの指導の下に実践で実習している店です。でも、どんなお店だって、下ごしらえは見習いが担当していたりするわけで。学生が先生シェフと一緒に厨房に入って必死に実習しているのなら、味も心配ないだろうし、いいんじゃない…と、同僚と歩いていたら、あれ?左隣に「561」というビストロが…。
そう、「The school cafe」は軽食で、隣に「561(http://www.561restaurant.com/)」というフレンチレストランがあったのでした。こちらもル・コルドン・ブルーの学生が実習を積んでいるお店です。もちろん、即決で「561」に入りました。
こちらがSuzume達の頼んだメニューです。これは毎週、木・金の晩にだけ登場する、コース料理+各料理に合わせてワインをセレクトしたテイスティングコースです。でもSuzumeは下戸で、同僚は車を運転するのでアルコールNG。彼はワインが飲めないのを残念そうにしていました。ゴメンね、運転できなくて。
「シェフからのプレゼントです」と言って、コースにないものが運ばれてきました。ちなみに運んでくれる人も、料理学校のレストランサービスを学んでいる学生さん(実習生)みたいで、緊張した面持ちでした。緊張が伝わってくるよ〜(笑)
ここで、いきなりフォアグラです。ポーションは小さいけれど、上質で美味しいです。下のソースはローズヒップ。各料理ともフルーティな要素があったのと、色の美しさが印象的でした。
ロブスターにグレープフルーツが添えられています。どちらも丁寧に剥いてありました。帰国後に「きっと、厨房の実習生の1人が一生懸命、形が崩れないように剥いてくれたんだよ」と友達に説明したら「そう考えると何だか汚いですね」と言われちゃいました(^^; Suzumeは実習生のそういう姿を想像して微笑ましい気持ちで言ったんだけどなぁ。
地味な見た目(写真も下手)ですが、お口直しのユズのシャーベットです。シロップがかかっているみたいで、日本で食べる柚子シャーベットよりもずっと甘かったです。そもそも口直しなんて要らないぐらい、ロブスターがサッパリしていましたけれど。
キングサーモン。下にワイルドアスパラ(ベーコンで巻いてある)と蕨のソテーが敷いてあります。このサーモン、脂がのっていて美味しかったです。大きくて食べ応えがありました。
牛の頬肉。赤ワインで柔らかく煮てあって、口に入れた瞬間、じわじわ〜っと幸せな気持ちになります。同僚は「あぁ、ワインがあれば!」という表情でした(気持ちは痛いほどわかる)。写真を撮り忘れましたが、バスケットに6種類ほど盛られてきたパンも美味しいのです。こちらの料理はコクがあったので、パンともよく合いました。
チーズ。。。正直、ワインなしではツライ一品なので、Suzumeは食べきれずに残してしまいました。
デザートはバナナのフィナンシェとコーヒーのアイスクリームでした。Suzumeはバナナのパウンドケーキが好きなのですが、バター多めのフィナンシェでもイケるのですね。
最後に再び、シェフからのプレゼントです。写真より実物は小さくて、指でつまんで一口で食べるサイズ。真ん中のピスタチオのマカロンが◎でした。
パサデナ最後の夜に、いいものを食べたねぇ」と同僚と話しながら店を出ようとすると、壁際に小さな額縁が。あら、ちゃんとZAGATで点数をもらっていたのね…F22 D21 S23でした。
そんなわけで、日本を出発前に「アメリカに出張すると、絶対に太って帰ることになるから(昨年は+2kg)気をつけなくちゃ」と言っていたヤツは誰だ!?と思うような食生活を送ってしまいました。美味しかったから、まぁいいか。。。んんん?