やったね!土佐さん

もちろん大阪世界陸上の女子マラソンの話。
彼女の走りは華があるとは言えないけれど、コツコツと1歩ずつを積み上げて42.195kmまで作り上げていくような根性があります。華がある人だって裏では涙ぐましい努力を重ねているし、せっかくならスター性があった方がその後の人生も得することがたくさんあるかも知れません。でも人にはそれぞれの身の丈があって、他人を羨んで真似しようとしても相手と同じ幸せは決して手に入らないのです。
Suzumeは縁の下の力持ちキャラで、どちらかと言えば美味しい部分は華のある友人に持っていかれるタイプ。10代の頃はそのことを悩んだり友人に嫉妬することもありました。ううん、社会人になってからだって同じ努力をしていても何かと目立つ人がいると、やっぱり「いいなぁ」と思ってしまうことはありますね。
でも土佐さんの走りを見ていると、そういうことじゃないんだなぁ、と思います。
自分のそのような弱い心に克つこと、そのことこそが自分に誇れる華なのだ、と思います。