初日

新しい職場の第一日目です。
保守的なSuzumeが何とまぁ、大胆にも仕事を変えてしまいました。ちなみに自分でも驚いていますが、周囲も大変な驚きようでした。でも、転職経験のある知人達は概ね前向きに受け止めてくれましたし、「Suzumeは自分が思っているよりもずっと柔軟に対応していけるよ」と言ってくれる友人もいて嬉しかったです。
さて、1日目なのにほとんど何も手ほどきしていただくことがありませんでした(汗)
いやまぁ、さすがに「何も」は言い過ぎ。でも、IT担当がPCセットアップは手伝ってくれたけれど社内スケジュール管理の方法もメールソフトの使い方も説明がないし、仕事のことも先輩社員が30分ぐらいで全体概要を説明してくれてお終い。え?管理職ではなくバリバリ実務担当の私にレクチャーすることはそれだけなの?お客様気分の受け身でいるつもりはないけれど、あまりに素っ気無い...。今まで大企業でぬくぬくと過ごしてきて、イントラネット等の利用マニュアルも新任社員の導入オリエンプログラムも各部署の社員が整備しておくことを当たり前のように思っていたSuzumeは面食らってしまいました。中小企業ってこんな感じなのかしら...中途採用の社員ばかりの職場だからこそ、ハンドブック的なマニュアル(イントラネットドライブのどこに何の情報が掲載されている、○○の規程はどこに保存されている等々)も必要だと思うのに。初日から頭の中が???マークだらけになりました。
転職組で形成されている職場は、よく言えばプロ意識の高い人が集まっています。悪く言えば、自分のスキルアップや評価にプラスになる仕事以外の、例えば後輩指導や雑用には無関心な人が大勢います。なぜなら後者はエネルギーを注いでも自分の年俸には全く関係ないからです。
実はこの日記を書いている今は2008年の終わりです。この時は、自分が先月までいた環境がとても恵まれていたのだと思い、これが現実(平均像)なのだ、と自分に言い聞かせていましたが、今にして思えば、この日に感じた疑問は明らかに何かを突いていました。新しい職場で働き始めてからわずか1年で、Suzumeの周辺環境は大きく変わっていくのです。。。