恒例の花火

suzume-smile2009-08-02

例年の花火大会です。毎年、花火を眺めるのが好きです。特に何かを考えたりすることもなく、ただただ、綺麗な花火を見ているだけなのです。特別な思い入れもないし、特別な思い出もありません。いえ、思い出はあるのですけれど、花火を見ながら「そういえば、○歳のときの花火は…」と考えたりはしません。目の前にある美しいものを「美しい」と感じながら眺める、そういう時間が好きなのです。
そして、またいつものことだけれど、花火が終わると、ちょっぴり切ない気持ちになります。美しいものを見た後の、幸せで満ち足りた気持ちだけではないのは何故なのでしょう。美しいものの命は短い、あるいは短いからこそ華がある、そんなことを理屈ではなく本能で感じるからなのかも知れません...なんてことさえも、花火を眺めているときは深く考えたりはしていないのですけれど。今年も、こうしてSuzumeの夏は過ぎていくのです。